I-Method

一般社団法人石渡メソッド自由会議設立趣意




 リーマンショック以降の景気後退の局面で、廃棄物処理業界も苦境を強いられており、その反動として業者間の業務提携や資本提携の動きが急になっています。しかし、大半の処理業者が株式を公開していない現状で、M&Aによる業界再編を進めていくことは容易ではありません。

 I-Method Forum(石渡メソッド自由会議)を一般社団法人化する趣意は、環境省基準に準拠した情報公開制度を活用することによって、産廃処理業界全体の優良化と見える化をすすめ、優良業者のネットワークを構築することにあります。それがひいては排出事業者や金融業者のみならず社会全体と処理業界との信頼関係を深める礎になると考えています。

 ネットワーク参加企業の当面の目標は200社、仮想連結売上高は1兆円を考えています。これは米国最大の産廃処理会社として有名なウェイスト・マネジメント社の事業規模に匹敵し、国内のおもだった業界のトップ企業の事業規模にも比肩します。世界ではいま、再資源化関連業界の寡占資本化が進展しています。国際寡占資本に対抗するため、将来的には1000社5兆円の世界最大規模の再資源化業界ネットワークへと発展させたいと考えています。

 いまはまだスタートしたばかりのプロジェクトですが、どうかみなさまのご賛同とご賛助をよろしくお願いします。

 平成22年11月5日

         一般社団法人石渡メソッド自由会議代表 理事 石渡正佳

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