I-Method

I-Method Forumの法人化について


【法人化の契機】

 2010年5月に廃棄物処理法が改正され、2011年4月から施行されることになりました。今回の改正には、優良業者の許可期限の延長(5年から7年へ)、処理困難廃棄物措置義務(処理業者による処理が困難になった廃棄物の排出事業者責任による措置義務)、建設系廃棄物の元請責任の明確化などが盛り込まれ、処理業者の優良化と排出事業者による選別がますます重要になることが予想されます。

 I-Method Forum(石渡メソッド自由会議)は、2010年1月にインターネットサイトを開設して以来、環境省の産業廃棄物処理業優良化推進事業を支援するための事業を個人(任意団体)で運営してまいりました。しかし、改正法の施行をひかえて、iMethodをさらに普及させていくため、個人での事業には限界があると考え、一般社団法人化によるメンバーシップ制へ移行することとしました。

 一般社団法人は剰余金の分配ができない非営利法人であり、iMethodを営利事業化するものではありません。iMethodはこれまでどおり、オープンソースとして自由に利用することができます。また、優良処理業者の無料認証審査など、現在実施している事業はそのまま継続し、分析情報についてもオープンソースとして無料で公開してまいります。
 現在提供しているサービスを有料化するためではなく、より多彩なサービスを提供し、趣意を実現するための法人化であることをご理解いただくよう、よろしくお願いいたします。

【法人の概要】

 名 称 一般社団法人石渡メソッド自由会議
 設立日 平成22年11月5日
 目 的 循環型社会形成と廃棄物処理・リサイクル業の情報公開・優良化支援
 代 表 石渡正佳(無報酬の理事)
 主たる業務
  iMethodによる優良処理業者の認証と認証情報の提供
  インターネットサイト「I-Method Forum」の運用
 運営費
  メンバーシップ制による会費等によって運営されます。

【地方公務員法と法人代表の関係について】

 一般社団法人は営利目的の企業・団体ではない(剰余金の分配ができない)ため、地方公務員が無報酬の代表役員に就任しても、地方公務員法の営利企業等の従事制限にかかりません。
 当法人には有報酬役員がおりませんので、会員が納入した会費等は全額が法人の運営費に充当されます。また、当法人の決算は会員に公開されます。

【メンバーシップの区分について】(詳細は会員規約参照)

正会員 法律上の社員

 当法人に基本財産を出資した者(出資額の最低限は100万円とする)

一般会員A 当法人の優良性認証を受けた廃棄物処理・リサイクル業者等
一般会員B 当法人と連携する企業(排出事業者、コンサル企業等)

 入会金 10万円(ただし免除規程あり)
 会 費 会員A 月額2万円
     会員B 月額1万円

 ※当法人の運営に不満があるときは、その理由を付して1〜99%の範囲で会費の減額を要求することができる。(減額による不利益を受けない。)
 ※当法人は会員からの出資金、入会金及び会費によって運営される社団であり、会員に対するすべてのサービスは会費以外のフィーを請求することなく提供される。(コンサルフィーを請求する営利企業とは異なる。)

 一般会員の入会金については、現在無料としております。

賛助会員 当法人の趣旨に賛同する個人、企業、団体等

 入会金 1万円(ただし免除規程あり)
 会 費 月額2千円

 賛助会員の入会金については、現在無料としております。

優良性認証情報配信サービス(一般会員A、Bへのオプションサービス)

 情報料   無料(配信情報には個別情報に加えて総括分析を添付する)
 配信手数料 認証情報配信    更新情報1社につき100円
       配信先からの再配信 再配信情報1社につき10円
       ※再々配信は認めない。

 ※情報更新は原則として年1回(事業者ごとに決算期から3か月以内)
 ※総括分析は原則として毎月末(配信手数料の計算に含まない)

正会員採用基準(以下のすべての基準を満たすこと)

 1 国籍・年齢・性別を問わない
 2 当法人の代表を超えて発展する野心を有すること
 3 iMethodとは無関係なビジネスモデルを構築する能力があること
 4 自己の発明したビジネスモデルを実現するため生涯を賭す覚悟があること
 5 人品が温厚誠実であること
 6 基本財産100万円を出資すること(1万円100回払いでもよい)